私の義姉の話です。私の姉は三姉妹の育ちで、旭川市のはずれに生まれました。雪がとても深く、なかなか住みにくいところです。
建屋としては、私も視察に行きましたが大変良質の木材を使っているようです。それは素人の私から見ても良さがわかるくらいでした。
実家の父親も亡くなり、山奥深く住みにくいのもあり誰も住まなくなってしまっているのが今の現状です。毎年、私の義姉は固定資産税を払い続けています。そこでなぜすぐに取り壊さないのか。それはまずさっきも言いましたが、建造物自体はほんと素晴らしいからです。大変壊すには勿体無いと私も思います。
土地がもう少し街寄りにあれば間違いなく古民家として貸出が出来て、民泊ビジネスが出来ます。それぐらい良い古民家です。
あとは心情的な面です。やはり自身が生まれ育った家です。思い出深くあるため、どうしても1歩踏み出せずいます。私も義姉からいろいろ聴いていますので、凄くわかります。
旭川市の解体業者に見積もりを依頼することも考えています。
心情を盛り込みつつ、解決の糸口を掴める日をずっと義姉は待っています。